Discord(ディスコード)とは?

Discord(ディスコード)とは、主にオンラインコミュニティで利用されるチャットや通話を行えるアプリケーションです。ゲーム界隈で広く利用されており、その利用のしやすさから圧倒的なユーザー数を誇っています。他のアプリと比べると、LINEやSkype、Slackなどに近いアプリでしょう。
Discordでは「グループチャット」と「グループ通話」を重視しており、まさにコミュニティ向けのアプリと言えます。さらに、リアルタイムの画面共有が可能であり、知り合いにゲーム配信を行うことも可能です。また、最大の特徴として、「相手に通話を掛ける」という概念がありません。グループ通話用の会議室(ボイスチャンネル)が常に開放されており、自由に通話に参加、退出できます。そのため、不特定の人が自由に参加可能な雰囲気になりやすいです。そういう意味では、グループ通話に関しては、オンライン会議のZoomや、Teamsに近いといえるかもしれません。

Discordでオススメのマイクはこちら!
マイクは通話において非常に重要です。家電量販店で500~1,000円程度で販売されているマイクと、こちらの記事で紹介するマイクとでは、明らかに音質と、音量が異なります。「マイクの良し悪しは自分ではなくて、通話相手に影響する」することを忘れないようにしましょう。すでにマイクをお持ちの方でDiscordで通話を予定している方も、これを機会にマイクの新調を検討してみるのはいかがでしょうか!
まず、マイクの品質を考えるとき、基本的にはメーカーを重視して選ぶのが無難です。メーカーが有名どころだからといって、マイクの値段は意外とそこまで変わらないものです。私は色々なマイクを試してきましたが、以下のメーカーがオススメですので、以降で紹介していきます。
- Sony(ソニー)
- Logicool(ロジクール)
他にも、マランツプロ、Razer、HyperXなど色々なメーカーはありますが、オススメは上記の2メーカーですので最初1個目のマイクとしてぜひ使ってみて頂ければと思います。
また、一口にマイクと言っても色々と種類があります。本記事では、以下に分割して説明していきます。ご自分のDiscordの使うシチュエーションや、プレイ時間、机の大きさ、などと相談して最適と思うマイクを選択いただければと思います!
- 据え置き型のマイク
- ヘッドセット(に付属しているマイク)
据え置き型のマイク
据え置き型のマイクは、スピーカーと合わせて、基本的には机に置いて使うマイクです。「マイク」と聞くと、まずはこの据え置き型をイメージする方が多いかなと思います。
メリット
- マイク自体の音質の良さはピカイチです。そのため、手に持ちながら音声を入れられるような会話や、歌の録音用途に最適です。ただし据え置きで使う場合、口元とマイクに距離があるために、ヘッドセットよりもノイズが多くなってしまう傾向があります。
- 長時間の通話をする場合、ヘッドセットタイプだと頭が疲れたり、夏場だと蒸れが発生する場合がありますが、据え置き型の場合は、その点の心配がありません。
デメリット
- 据え置き型は、ヘッドセットと異なり当然体の動き(顔、口)には一緒についてきませんので、激しい動きが必要となるFPSゲームなどには特に適していません。
- マイクをキーボードと同じ机に設置する場合、キーボードによっては入力のカタカタ音を拾ってしまう場合があります。
- 机に置く必要があるため、机のスペースをある程度は必要とします。机や周辺機器によっては、据え置きのマイクを置く場所の確保が難しい場合があります。
当サイトのオススメは、ソニーから出ている次のマイクになります。この商品ですが、2011年に発売されており、約10年以上も売れ続けているロングセラー商品です。品質は保証されているかと思います。見た目からも「THE マイク」という感じで、カラオケにあるマイクのようなイメージと一緒です。
もう一つ、同じくソニーより次の小型マイクをオススメします。非常に小さいため、「机のスペースに空きがない方」または「出張や外出時にマイクを持ち運ぶ可能性のある方」にオススメです。やはり小型化されているため、音質や音量の点では大きなマイクよりは劣ります。また、この類の小型マイクは、服の襟にピン留めできることが多く、このマイクもそれが可能です。(テレビのADさんがよくしているイメージ)そのため、据え置きマイクとしても使えますし、次に紹介するヘッドセットのマイク的にも使うことができます。
ヘッドセット(に付属しているマイク)
ヘッドセットは、頭に装着して利用します。プロゲーマーや、コールセンターの方がよく使っているイメージがあるのではないでしょうか。特に最近ではゲーム用のマイク、といえばヘッドセットを指すことが多い気がしますね。
メリット
- マイクが口元に近いため、安定して一定の音量と音質を保つことができます。会話中によく動くFPS系のゲームでは必須といえるでしょう。
- マイクが口元に近いため、マイクの入力音量を下げられます。これにより、声以外のノイズを拾いにくくなり、結果的に音質が上がるといえます。
- マイクの入力音量を下げられるため、賃貸のお部屋などで近所への騒音を気にする場合にも効果的です。(スピーカーの点でも、ヘッドセットだとご近所トラブル防止になります。)
- 机のスペースが必要ありません。
デメリット
- 据え置き型のマイクと比べて、マイク本体の音質(性能)自体は劣る場合が多いです。しかし、ヘッドセット型はノイズを拾いにくいため、相手からは据え置き型よりも声が聞き取りやすくなることが多い傾向にあります。
- 長時間の通話をする場合に、ヘッドセットの重みで頭が疲れたり、夏場だと頭部や耳に蒸れが発生する場合があります。
ちなみにヘッドセット型には「有線」と「無線」型の2種類があります。私はどちらも使った経験がありますが、総じて「無線」型の方が結果的に買って良かったと感じます。無線型の場合、コードやケーブルがないため、手や机への引っかかりが当然ありません。また、ある程度の範囲なら部屋を歩き回っても会話し続けられます。ただ、無線型にもデメリットがあります。それは、ヘッドセット内にバッテリーを内蔵するため重くなりやすいですということです(非常に重要!)。また、定期的な充電が必要になるため少し面倒です。そして、一般的に無線型の方が有線型よりも値段が高くなります。
まず、無線型のオススメはLogicoolのこちらのヘッドセットなります。
※ 上記の2個は、「G PRO X」シリーズの2と1の違いです。予算的に現時点で1を選ぶくらいなら、個人的には下記のG535の方をオススメします。
※ 24年11月:オススメをG733(-BKr)から、G535に変更しました。
「高ッ!」と思った方もいると思うのですが、無線型で・軽量で・品質の良いマイク付きのヘッドセットを探すと意外とこれくらいしてしまいます。
もし、「無線型は値段的にNGだけど、ヘッドセットは試してみたい」という方は、次の有線型を購入してみるのをオススメします。(無線型で安価な製品は、重さや品質の点から、個人的には絶対にオススメできません。)
有線型のオススメはLogicoolのこちらのヘッドセットなります。
最近では、(2022年以降くらい後では、)無線型で・軽量で・安価かつ、品質は高価格モデルに劣るがカジュアル層には十分な性能の無線型のヘッドホンもLogicool製品には出てきています。
主な販売ターゲットはおそらくは主に学生をターゲットにした商品と思われますが、ライトユーザーならこれでも十分かも知れません。バッテリーは小さいですが、その分軽くなっているという、トレードオフの関係になっています。無線型もユーザー目線で進化し続けていますね!
Logicool製品のヘッドセットには、無線型・有線型ともに、基本的にはデザインとして大きく二種類あり、「カクカクしていて、黒と原色を使ったデザイン」と「ソフトで丸みがあり、黒単一のデザイン」があります。性能の細かい違いはありますが、ミドルエンド以下の場合には好みで決めて頂ければ問題ありません。
私も最初はこの価格帯の有線型のヘッドセットを使って、1年後くらいに無線型に買い替えた経験があります。上記でも述べたように、「安価な無線型ヘッドセットは、絶対に避けた方が良い。」ということだけお伝えさせて頂きたいです(ただし、上記で紹介したような極一部の無線型ヘッドセットは、安価でも最低限の性能を備える製品が出てきている)。例えば、長時間利用によるヘッドセットの重さで頭が疲れる感じや、無線型のバッテリーの持ちが良いか、有線型でケーブルが邪魔に感じるか否か、という部分は家電量販店で試しに試着してみる、ことでは分かりません。皆さんの好みも必ずありますので、高価な無線型に手が出しづらい方は、この価格帯の有線型ヘッドセットをまずは長期利用してみることをオススメします!

最後にご紹介したG435系モデル(安価な無線型)は人気すぎたのか、品薄が続いています。皆さんの閲覧時にAmazonに在庫がなければ、他サイトで探してみてください。
さいごに
据え置き型、ヘッドセット型のマイクについて紹介しました。ぜひ、皆さんの利用シーンと予算を考えて、気になるものをチョイスしてもらえたらと思います!マイクは相手に影響するものなので、これを機会に少しだけ良いものを購入してみてくださいね。ではDiscordをお楽しみ下さい!
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