ドラフト/シールド用コンテンツの一覧
本カードセットの点数表をはじめとした、リミテッド(ドラフト/シールド)用コンテンツの一覧です。現在閲覧中のページ以外に、もし興味ある記事がありましたらぜひチェックしてみてください!
2023.11.07:全ての記事の記載が完了しました!
2023.11.05:初版をリリースしました!
はじめに
本記事ではリミテッド(ドラフト、シールド)に向けた、「イクサラン:失われし洞窟」の新しいメカニズムや、再録メカニズム、環境の特徴について紹介していきます!ぜひ、リアルでのプレリリースや、MTGアリーナでのプレイ前にご一読ください!
前回から、ストーリー紹介は省略してます!興味のある方は公式ストーリーにてご確認下さい!
ドラフト・ブースターのカード構成
「イクサラン:失われし洞窟」のドラフト・ブースターのカードは、久々にシンプルな構成です!ここ最新は本来のセット以外のカードが含まれ、それがリミテッドで使えるケースが多かったですが、今回はその特殊カード枠がありません!(前回のエルドレインの森で言う、おとぎ話の枠のこと)
リミテッド的に覚えておきたい点は2点あり、両面カードが1枚確定枠として入っている点、および土地の枠が「洞窟」と「中心」のランダム枠になっている点でしょう。「洞窟」のカードについては、カードリストや記事の後半に出てくる点数表で確認ください!「中心」カードについては、フルアートの基本土地のことになります。
確定枠の両面カードのレアリティは、コモン・アンコモン限定のようですので、レアや神話の両面は、レア枠に出ると思われます。
新メカニズム + 重要な再録メカニズム
「イクサラン:失われし洞窟」において、新しいメカニズムは3個あり、再録のメカニズムは1個存在します!それぞれのメカニズムの予習しておきましょう!なお、以後では「キーワード(能力)」と呼んだりしていますが、これは「メカニズム」と同じ意味で捉えて下さい。
- 「作製」New:マナに加え、指定のコストを払うことで、裏面に変身する!
- アーティファクトが持つ能力
- 「落魄(らくはく)」New:「パーマネント・カード」が、あなたの墓地に置かれていた場合、あなたは落魄したことになる!
- 青黒がメインで、赤緑も有るが、白はほぼ無し
- 「発見」New:デッキからランダムにカードを1枚唱えたり、手札に加えることができる!
- 「探検」:デッキの一番上を公開し、土地なら手札へ、土地以外なら+1/+1カウンターを置くことができる!
- クリーチャーが持つ能力
作製
作製は、マナコストの支払いに加えて、何らかのコスト(ここでは、素材と呼んでいます)を払う必要がありますが、その多くはアーティファクトかクリーチャーになります。ポイントは、素材は墓地のカードが利用できる、ということです。しかし、クリーチャーはまだ良いですが、純粋なアーティファクトを墓地に送ることは少し難しいかもしれません。切削や、手札から捨てるという点も戦術に入るかもしれませんね。
作製の裏面はクリーチャーも多く存在しますが、作製されたときは召喚酔いをしているため、すぐにアタックを行うことはできません。これは、作製を行った際に「一度追放されている」ためです。
では速攻を持っていれば?もちろんすぐにアタックできます!
作製のような、「前半も仕事をするが、後半にパワーアップできる」カードはリミテッドでは強いですね。自分は墓地に作製の素材を用意する一方で、妨害として相手の墓地からは素材を追放するような動きも良いでしょう。
落魄(らくはく)
「落魄(らくはく)」を満たすとは、よくあるような、戦場から墓地にいく(生け贄など)だけではないのです。手札から土地を捨てたり、サイクリングでクリーチャーを捨てたり、切削でパーマネントが墓地に送られれば、落魄の条件を満たします。
間違えやすいかもしれませんが、クリーチャー・トークンが死亡したり、宝物・トークンなどを生け贄にしたりしても、「落魄」したことはなりません。簡単な理由としては、トークンはパーマネント・カードではないため、です。
確かにクリーチャー・トークンが戦場から墓地に送られると、その類の誘発能力は誘発する(死亡時に誘発するような能力)ので、分かりづらい気はしますね。。墓地には行くけれども、そのトークンは「パーマネント・カードではない」ため、「落魄」の条件は満たしません。
「作製」も「落魄」も、墓地を活用するキーワードといえますね!墓地の妨害(カード追放)は意外と重要かもしれません。
ちなみに、「底なしの落魄」とは名前はカッコイイですが、言い換えれば単に「落魄X」ということです。●枚以上なら条件を達するという意味ではなく、無限に墓地にあるだけの枚数を参照ということですね。
発見
「発見」は能力自体はシンプルです。特に他のカードと組み合わせる訳でもないため、理解しやすいキーワード能力といえます。「発見」したカードは手札に加えても良いため、打ち消しなどの特定のタイミングで使いたいカードにも対応可能です(ただし相手には見えてしまう)。既存メカニズムである「続唱」と効果が何となく似ているため、「続唱」を知っている方は混在しないよう注意しましょう。
探検
「探索」は再録メカニズムで、主に緑のカードの「探索」は強力なカードが多いイメージでした。今回のセットでは、青緑のテーマとして採用されていますが、全体的にはやはり緑のカードの「探索」が一歩抜けている気がします!
「地図・トークン」は新トークンで、クリーチャーに対し探索を1回行わせることができます。+1/+1カウンターが置かれるかは運次第ですが、強化したいクリーチャーに対して、適切なタイミングで地図・トークンを利用したいですね。また、地図・トークンはアーティファクトになるため、「作製」の素材にしたり、白・青・赤においてはアーティファクトシナジーで活用することもできるでしょう。
アーキタイプ早見表(2色の特徴)
「イクサラン:失われし洞窟」における、各色のアーキタイプ早見表です!実際にそれぞれの特徴通りにプレイできるかは全く未知数ですが、各色には以下のようなキーワードや特徴があります。シナジーを意識する場合、特にドラフトでは意識したい部分ですね。
全てのアーキタイプにリミテッド的に強力なシナジーがあるとは限りません。例えばあるクリーチャータイプが揃っていても、そこまでシナジーがなく、デッキの強さに影響しない場合もあります。下記の特徴をそのまま採用するのではなく、カードプール内のクリーチャー間や、他のカードとのシナジーをよく検討してデッキを構築しましょう。重要な点は、「このデッキでどう勝てるか。(どのような相手に負けるか。)」を考えることです。「特徴がないデッキ = 弱いデッキ」ということにはなりません。場合によっては1色ずつの強みを生かし、未知のシナジーを生み出せるかもしれません。
色/俗称 (ギルド) | キーワード デッキ傾向 | 【全セット共通】 一般的な長所と短所 |
---|---|---|
白青 アゾリウス | アーティファクト 作製 速度遅め | ・白の地上と、青の飛行の組み合わせが強い。 ・システムクリーチャーの除去が苦手。 ・地上クリーチャーで攻めづらい。 |
青黒 ディミーア | 落魄 速度遅め | ・青のドローと打ち消し、黒のクリーチャー除去でコントロール寄りの戦いが可能。 ・地上クリーチャーが圧倒的に弱い。 |
黒赤 ラクドス | 落魄 速度早め | ・赤黒のクリーチャー除去が豊富。 ・生贄が得意。 ・飛行クリーチャーが弱い。 ・地上クリーチャーのタフネスが低い。 |
赤緑 グルール | 恐竜 速度早め | ・地上クリーチャーが最も強い。 ・コンバットトリックが得意。 ・確定除去を持たず、超大型クリーチャーを除去できない。 ・飛行クリーチャーが非常に少ない。 ・カードアドが得づらく、長期戦に弱い。 |
緑白 セレズニア | クリーチャー強化 速度普通 | ・緑の地上と、白の飛行の組み合わせが強い。 ・アグロではあるが、速度が遅め。 ・カードアドが得づらく、長期戦に弱い。 |
白黒 オルゾフ | 生け贄 速度普通 | ・白とパーマネント除去と、黒のクリーチャー除去で多くのデッキに対応しやすい。 ・ライフドレインや絆魂が多い。 ・長期戦が得意だが、カードアドを得づらい、という矛盾を持つ。 |
青赤 イゼット | 海賊 装備品/宝物 速度普通 | ・赤の地上と、青の飛行の組み合わせが強い。 ・スペルシナジーのあるクリーチャーが多い。 ・スペルが多く、クリーチャーが不足する傾向がある。 |
黒緑 ゴルガリ | 落魄 ファンガス 速度普通 | ・タフネスが高いクリーチャーが多い。 ・長期化しやすい。 ・攻め手に掛ける。 ・飛行クリーチャーが圧倒的に弱い。 ・飛行クリーチャーの対処が苦手。 |
赤白 ボロス | 自身をタップ 速度普通 | ・赤の地上と、白の飛行の組み合わせが強い。 ・コンバットトリックが得意。 ・速攻持ちが機能しやすい。 ・カードアドが得づらく、長期戦に弱い。 |
緑青 シミック | 探索 速度普通 | ・マナ加速しやすい。 ・緑の地上と、青の飛行の組み合わせが強い。 ・クリーチャー除去カードが圧倒的に弱い。 |
点数表で、カード1枚1枚についてもっと知ろう!
本サイトでは、「ドラフト/シールドの点数表」というコンテンツを用意しています!ぜひ次のリンクから確認いただき、活用して頂ければと思います!神話レアからコモンに至るまで、カード1枚1枚ごとの評価点数や、コメントを記載しています。
現在発売中のスタンダード最新のボックス情報などはこちら!
最後に、最新のカードセットのボックス、関連商品などの発売情報です。オンラインショップの方が安い場合も多々ありますので、近くのショップがある方は、店舗の価格も参考にした上で購入を検討して頂ければと思います!
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