「ストリクスヘイヴン:魔法学院」へようこそ!
「ストリクスヘイヴン:魔法学院」へようこそ!
ストリクスヘイヴンには5つの大学があり、これらは敵対2色の組み合わせから成っています。…という細かい話は公式の記事に任せるとして、この記事では「ドラフトとシールド(リミテッド)の観点から」ストリクスヘイヴン環境を紹介していきます!
大学の特徴、ギルドとの違い
敵対色の組み合わせといえば、次元ラヴニカのギルドが有名です!そして人気のある次元でもあります。ストリクスヘイヴンの5大学の色の組み合わせと、ラヴニカのギルドの色の組み合わせは当然ですが同一です。しかしながら、その特徴は全く異なります!
簡単にではありますが、「ラヴニカのギルド」と「ストリクスヘイヴンの大学」との対応、それぞれの特徴を表形式でまとめてみました。
色 | ギルド | 大学 |
---|---|---|
白黒 | オルゾフ | シルバークイル |
– | 接死 ライフドレイン 飛行トークン クリーチャー除去 | 最もアグロ +1カウンター 飛行 (パワーの+修整) |
黒緑 | ゴルガリ | ウィザーブルーム |
– | 接死、威迫 墓地参照 パーマネント除去 | ライフゲイン 大型地上クリーチャー 1/1トークン (生贄) |
緑青 | シミック | クアンドリクス |
– | 飛行、大型地上 トランプル +1カウンター マナ能力 | 土地によるランプ 0/0トークン ドロー (+1カウンター) |
青赤 | イゼット | プリズマリ |
– | スペルシナジー 打ち消し ドロー 飛行 | ビッグスペル スペルマナ軽減 飛行 ドロー (宝物トークン) |
赤白 | ボロス | ロアホールド |
– | 最もアグロ 速攻、飛行 先制攻撃 アタック時誘発 | 墓地利用 墓地からカード回収 (スピリットシナジー) |
(所感のため、人によっては少しイメージが違う場合もあるかも知れませんがご了承下さい)
2マナの初学者シリーズは、各大学の特徴をとらえた魔技能力を持っています!
こう見ると、改めてギルドと大学の特徴が異なることが分かります。特に、白黒(オルゾフ/シルバークイル)と、赤白(ボロス/ロアホールド)が特に異なっていますので、違いを意識してリミテッドに望みましょう!
ストリクスヘイヴンは2色環境?3色環境?
ストリクスヘイヴンは、「基本的には2色推奨だが、3色も全然有り」の環境と想定されます。前回のカルドハイムよりも、3色デッキを構築すべき状況は多いと言えます。ラヴニカのギルド環境の経験がある方は、色の基盤はそれと似た環境と言えます。コモンに2色土地、制限付き5色土地(アーチ道の公共地)がある環境ならではの環境と言えます。サポートとして、好きな色マナを生み出せる[合格通知]もコモンカードであり、3色デッキの色支援はもちろん、2色デッキの加速にも期待できるカードですね。(この手のカードは、生贄のドロー効果があると使いやすいです。)
なお、ドラフトとシールドでいえば、「ドラフトよりも、シールドの方が3色デッキとすべき可能性は高い」です。これは、シールドの方がドラフトよりも、レアカードや強力なカードの合計枚数が多く、3色デッキにすることでそれらをデッキに取り込めるためです。ドラフトではそもそも、強い他の色のカードをとっている余裕やチャンスは少ないため、3色デッキとすべき可能性は低めと言えます。なおシールド、ドラフトどちらでも2色土地が全くない場合には、事故率の観点から3色デッキはオススメできません。
最後に、「デッキに強いカードが多いほど2色デッキにすべきである」という点も挙げておきます。ストリクスヘイヴン環境における多色カードは、明らかに「レアリティが高いカードほど、色拘束が強くなる」特徴があります。言い換えれば、「強カードの色拘束が強すぎるので、2色にしないと強カードを最速で展開できない可能性が出てきます。」…しかしこれを逆にいえば、「強カードが引けなかったら、3色にしてデッキを強化する、という選択肢もある」ということになります。特にシールドでは、強いレアカードをたくさんいれて3色デッキにしたい場面もあるとは思いますが、デッキのバランスと色拘束をしっかり考えてデッキを構築しましょう。
ストリクスヘイヴンの環境は速い?遅い?(4/17追加)
結論を言えば、ストリクスヘイヴンの環境は遅めです。土地が8枚以上になることも全く珍しくなく、長期戦になる試合が多くなるでしょう。しかし間違えてはいけないのが、「遅い環境とはいえ、デッキに入るカードのコストを重くして良い、という訳では無い」ということです。遅くなる理由としては、クリーチャーのパワーが平均的に低め、装備品が少なめで戦場が拮抗しやすい、ライフゲイン有りという理由が挙げられます。また、履修によりお互いにカードの息切れがしにくくなり、試合がいつもの環境よりも長引きます。なので、当たり前ですが事故ったらいつも通りすぐ負けます!「環境が遅め」の意味を誤解しないよう注意して下さい。
ストリクスヘイヴン環境においては、コモンカードとアンコモンカード帯のカード間のシナジーが非常に強力です。そのため、「いかに早くクリーチャーを展開して、カード間のシナジーを繋げていくか」が重要になります。
さらに別の視点として、「カードを回収、手札を補充するカードが多い」です。履修は代表的ですが、墓地からカードを回収したりするクリーチャーカードがコモン帯に存在するため、ドローカードを使っていなくとも、手札が切れる(息切れする)ことが遅くなります。
先程は「環境が遅いが、マナカーブは重くしてはいけない」と述べましたが、一方でビッグスペルの採用ができる点も挙げておきます。いつもの環境であれば、7マナ8マナのカードはなかなか入れられるデッキが少ないですが、ストリクスヘイヴン環境ではほぼそのマナ域に到達するので採用は十分可能です。
内容をまとめますと、以下のようになります。
ストリクスヘイヴンのリミテッドで注意したいこと
ここで、ストリクスヘイヴンならではの注意点を2点挙げて置きます!もし、ミスティカルアーカイブの一覧を見たい方は下の記事から確認してくださいね。
- リミテッド(シールド、ドラフト両方)では、デッキ以外のカードは全てサイドボードです。講義カードがあるべき場所は、基本的にサイドボードです。履修で手札に加えたい講義カードは、デッキに入れないようにしてください。
- ミスティカルアーカイブのカードは全て、リミテッドで使うことができます。他の構築フォーマットでの禁止制限などは関係ありません。
メカニズム、カード1枚1枚の予習をしていきたい方へ
熱心な生徒の皆さんはストリクスヘイヴンのメカニズムや、カードを予習していきたい方も多いと思います!本サイトではメカニズムの紹介と、ドラフト/シールドの点数表を用意しています!ぜひ次のリンクから確認いただき、活用して頂ければと思います!
全カード 点数表はこちら!
履修 & 講義(Learn, Lesson)を知りたい方はこちら!
魔技(Magecraft)を知りたい方はこちら!
護法(Ward)を知りたい方はこちら!
アーキタイプ、各大学のカード一覧の詳細(4/24追加)
各大学ごとのアーキタイプや、カードの一覧、3色化のする際の注意点やオススメを記載しています。ぜひ、それぞれご覧下さい!
シルバークイル (白黒)
ウィザーブルーム(黒緑)
クアンドリクス(緑青)
プリズマリ(青赤)
ロアホールド(赤白)
最後に、ボックスの発売情報です!
最後に、Amazonでのボックスの発売情報です。私もストリクスヘイヴンの日本語版を1つ予約しました!
お近くにカードショップの店舗がある方は、そちらで予約、購入するのも良いですね!
値段をチェックした後、お近くの店舗と値段を比べてみるのも良いですね!
(開催済み)店舗のプレリリースでは、あなたが大学を選びます!
ストリクスヘイヴンのプレリリースは、4月16日~22日までになっています。店舗で開催されるプレリリースイベントでは、あなたが5つの大学から好きな大学を選ぶことができますよ!
個人的にですが「プレリリースは強さ弱さでデッキを選ぶより、第一印象で好きな大学を選ぶ」ことをオススメします!カジュアルイベントですから、皆さんの好きなテーマを選んでみてくださいね。なお訓練されたガチプレリリースプレイヤーの場合は、もはや強さ弱さの次元を超えて「どの大学に価値の高いカードが入っているか」で選ぶ人もいるでしょう。人それぞれです!私は…秘密です。
ちなみに、プレリリースは「シールド」で行われますので時間がなければカードを予習していかなくても全然大丈夫ですよ!
より詳しい内容は公式からのプレリリース案内をご覧ください。
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