【ドラフト/シールド 点数表】「カルロフ邸殺人事件」の全カードのコメント・点数記載が完了しました!今一度ご覧ください!
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【ドラフト/シールド】はじめに読みたい「D&D:フォーゴトン・レルム探訪」【MTGアリーナ対応】

MTGアリーナ
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ドラフト/シールド用コンテンツの一覧

本カードセットの点数表をはじめとした、リミテッド(ドラフト/シールド)用コンテンツの一覧です。現在閲覧中のページ以外に、もし興味ある記事がありましたらぜひチェックしてみてください!

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「D&D:フォーゴトン・レルム探訪」へ旅立とう!

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「D&D:フォーゴトン・レルム探訪」の世界へようこそ!

D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)とは、1974年に販売されたアメリカのテーブルトークRPG(TRPG)です。最近少しTRPGが流行っている節がありますが、D&Dが世界初のTRPGと言われてるようです!

「D&D:フォーゴトン・レルム探訪」のカードセットでは、D&Dの世界観やキャラクターがカード化されて登場します!D&Dを知っている方はもちろん、D&Dが初めての方も、世界的に有名なTRPGの世界をマジックを通して体験しましょう!この記事では”ドラフトとシールド(リミテッド)の観点で”「D&D:フォーゴトン・レルム探訪」の環境、新しいメカニズムなどを紹介していきます!

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新しいメカニズム

D&D:フォーゴトン・レルム探訪の環境では、次の4つのメカニズムがリミテッドに関係する能力になります!各々のメカニズムの詳細について、それぞれ解説していきます。

  1. 「ダンジョン」:ダンジョンカードが新規実装!
    • 3種類のダンジョンカード
    • 「ダンジョン探索する」能力
    • 「踏破(とうは)」能力
  2. 「ダイスを振る」:20面ダイス(d20)の結果で効果が変わる!
  3. 「集団戦術」:パワー合計6以上でアタックすると能力が誘発!
  4. 「クラス」:クラスという、エンチャントの新しいカードタイプ!

ダンジョン

「ダンジョン」は、フォーゴトン・レルムにおける最も注目すべきメカニズムです!

ダンジョンカードは、全部で3種類存在します。全てのプレイヤーは、3つのダンジョンを条件なしに利用可能です。リミテッドにおいて、「ダンジョンカードをパックから当てている」必要は無い、ということです。

ダンジョンを進み方について、プレイヤーは、「ダンジョン探索する」能力を持つカードを利用し、選んだダンジョンを下方向に進み、選んだ部屋に入ることができます。部屋に入ると、そこに記載された誘発型能力が起動します。という流れになります。リアルで行うときは、ダンジョンカードの上に何か目印があった方が良さそうですね!

また、ダンジョンを全て探索し終えることを「踏破(とうは)する」と言います。全て探索し終えるとは、「最後の部屋に辿り着くこと」です。一番下の最後の部屋から、さらに1回進む必要はありませんのでご安心下さい!この踏破によってもメリットを得られる場合があります。踏破を条件に、誘発したり、さらなる能力を持つカードも存在するのです。

なお初めて探索を行うときは、3枚のダンジョンカードのうち好きなダンジョンを選ぶことができます。一度探索に入った後は、踏破するまで、他のダンジョンを選択することはできません。踏破した後は、再度また好きなダンジョンに探索を開始することが可能です。再び、踏破済みのダンジョンを探索することも可能です。

ダンジョンの選択

プレイ中は、「踏破を目的とするデッキなのか」「踏破は別に良いけど、ダンジョンの探索のメリットは利用したいデッキなのか」「戦況的にどのダンジョンの効果が活躍しそうか」などの要素で、入るダンジョンを選択しましょう!

基本的には、[ファンデルヴァーの失われた鉱山]が丸い選択と言えるでしょう。特に、クリーチャー(1/1ゴブリン)が序盤で出せるか、マナ加速するか(宝物トークン)を選べる点が使いやすいでしょう。踏破までの探索回数も4回と普通です。

次に、急いで踏破をしたい場合や、4/4のクリーチャーが欲しい(デッキのクリーチャーが貧弱)な場合は、[魂を喰らう墓]の選択も有りでしょう。最速踏破を目的とし「土牢」の部屋を選択する場合は要注意です。序盤の土地生け贄、または自身のクリーチャーの生け贄が最も痛いデメリットです。可能なら終盤でクリーチャーがいない状態や、生け贄にできるクリーチャーを用意した盤面でのみ探索したい経路です。

最後に、[狂える魔道士の墓]の特徴は明らかで踏破までに7回の探索を要するロングなダンジョンです。踏破を目的とする場合には、よっぽど探索が早くできるデッキでない限りは選べないでしょう。部屋の能力としては、「手札の補充と、占術による手札の安定」が狙えます。ドローが欲しくないデッキはないですが、特に「ドローや占術の手段を全く持たないデッキ」で、このダンジョンを進むとより価値があるでしょう。

ダイスを振る

「ダイスを振る」のメカニズムは単純明快です。基本的にテキストには「1個のd20を振る。」と記載されています。このd20というのが、20面ダイスのことを指します。このダイスの出た目に応じて、カードの効果が変わります。

特徴として、「大きい目であるほど、使用プレイヤーにとって必ず良い効果になる」という特徴があります。なので、基本的に上位の効果は、下位の効果に何かプラスした効果が多いです。

参考までに、例えば[ジンの風予見者]のダイスの目が出る確率は、それぞれ以下の通りです。

  • 1-9:45%
  • 10-19:50%
  • 20:5%

リアルのプレリリースに参加する人は、20面ダイスがプレリリースのキットの中に含まれていますので、自分で持っていく必要は特にありません。ご安心を!

集団戦術

「集団戦術」も分かりやすいメカニズムですね。アタック時、アタックしたクリーチャーのパワー合計値が6以上の場合、能力が誘発します。”合計”という点がミソですね。パワー6を1体で賄うのは現実的ではなく、2~3体以上の同時アタックが必要になるでしょう。

この集団戦術が多いデッキの場合は、「合計パワー6以上で攻撃するために、序盤にクリーチャーを死なせない(交換しない)」ことが重要になるでしょう。序盤から軽量クリーチャーが相手のクリーチャーと交換になっていては、集団戦術の条件を満たすのは難しいです。効果は分かりやすいですが、プレイで有効活用するのはなかなか難しいメカニズムと言えます。

注意として、もしパワー値を修正するカードがあり、集団戦術を誘発させたい場合は、「アタックする前に、クリーチャーのパワーを上げておかないとダメ」な点には注意しましょう。

相手にする側としては、攻撃される前にいかに相手クリーチャーを除去するかが重要そうですね。ブロッカーでクリーチャー交換するという考えだと、戦況はどんどん不利になりそうです。

クラス

「クラス」とは、エンチャントの新しいカードタイプです。過去にテーロスで誕生した「エンチャント ー 英雄譚」タイプのような扱いと同じです。クラスのカードが持つ能力は独特ですが、システムとしては非常にシンプルです!

クラスのカードには3つの能力が記載されており、それぞれレベル1、レベル2、レベル3の能力と呼ばれます。レベル1能力は、クラスカードが戦場に出た時点から有効ですが、レベル2とレベル3の能力は、マナコストを支払い、レベルアップすることが有効になります。能力は、常駐型能力もあれば誘発型能力の場合、どちらもあります。

注意として、「レベルアップのタイミングは、ソーサリタイミングである」ことを忘れないようにしてください。そのため、例えば[ドルイド・クラス]のレベル3の、土地をクリーチャー化する能力を相手のターンに使ったりすることはできません。(相手のエンド時や、ブロックタイミングなどでクリーチャーしたいところですが…。)

最後に、レベルアップは1→2、2→3と1レベルずつしかアップできません。一気に1→3へとレベルアップすることはできないので注意しましょう。

私は最初、クラスのカードを見たとき「英雄譚」に見えてしまいましたが、扱いは全く別物です!お間違えなく…。(私だけ…?)

昔、エルドラージ覚醒のカードセットのLvアップのキーワード能力を経験したことがある人にとっては、クラスの概念はそれとほぼ同じですね。クラスでは、Lvカウンターが置かれる訳ではない点がLvアップとは違いますかね…。

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フォーゴトン・レルム探訪は、2色環境だ!

D&D:フォーゴトン・レルム探訪は、「おそらく2色推奨」の環境と想定されます。前回のストリクスヘイヴンと比べると、色基盤は全く異なる環境になります(というよりも「前回のストリクスヘイヴンが少し特殊な環境だった」と言えます!)。理由としては、コモン帯にタップイン2色土地ランドがなく、3色以上の場合にマナ基盤を安定させることが非常に困難でためです。また、アーティファクトにも”好きな色を出せる”ような置物もなく、これも3色の実現が難しい理由になり得ます。ドラフトは間違いなく2色と想定されますが、シールドにおいても3色はなかなか厳しい環境といえるでしょう。

一方で、「2色+1色タッチの合計3色」のデッキであれば十分に有り得ます。これはD&D特有という訳ではなく、他のカードセットと同じ感覚です。全体的に「多色のレアカードに、単色のダブルシンボルが無く、タッチしやすい」という傾向があるためです。タッチすべき対象のカードとは、強力なボムカードや、除去カード(デッキに除去が不足している場合)です。タッチしたカードは唱えるターンが比較的遅くなるため、遅めに使っても仕事をするカードをタッチしましょう。

さらに、「黒や赤が含まれるデッキは、3色目を導入しやすい」点も挙げておきます。これは、黒赤の組合わせのテーマが”宝物トークン”であるため、です。いつもなら、青と赤のイメージがある宝物トークンですが、今回は黒と赤がテーマです!頭の片隅に入れて置いてくださいね。(他の色にも多少は宝物を生成するカードはあります。)

最後に、「ダンジョン探索で得るトークンを確保しておくことで、3色目タッチを実現しやすい」点をお伝えします。ご覧の通り、[魂を喰らう墓]以外の2個のダンジョンでは、道中で”宝物・トークン1つを生成する。”ことが可能です。いずれも、割と序盤の宝物トークンに出会えます。これを利用することで、タッチの3色目は宝物に頼るというデッキの構成も有りかもしれません。ただし、この環境ではアーティファクト破壊、生け贄のカードも少なくありませんので、過信は禁物です。

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リミテッドの際の注意点

ここで、本カードセットのリミテッドにおける注意点を挙げておきます。

  • ダンジョンカードは3種類あり、全てのプレイヤーは3枚のダンジョンを利用可能です。「パックから出た(ドラフトピックした)ダンジョンカードのみを使用可能」という訳ではありません。
  • ダンジョンカードは、デッキでもサイドボードでもない、全く独立した領域(統率者領域)に配置されます。ダンジョンカード自体を破壊したり、対象にすることはできません。
  • MTGアリーナ上にて、一部のカードに誤表記があります。一部のカードにエラッタ(誤表記)があります。
  • フェイズ・アウト(フェーズアウト)では、フェイズ・アウトするパーマネントに付与されている装備品やオーラも同時にフェイズ・アウトします(間接的フェイズ・アウト)。これにより、装備品やアーティファクトを参照するカードに影響があります。注意しましょう。

MTGアリーナ上のエラッタ、誤植、誤訳、誤表記

リミテッドを行う前に、必ずご一読をオススメします。残念ながらプレイ上、致命的な誤植が多く存在しています。あまりに数が多いため、専用ページにも別途記載しています。重要度の高いエラッタ、誤植を抜粋して本ページに記載しています。

板金鎧 が装備されたクリーチャーの表示

誤:「装備されたクリーチャーの護法①の表示がバグる」(MTGアリーナ上での表示)

正:「装備されたクリーチャーに対し、護法①を持つ、旨の表示が正しい」

→ [板金鎧]のカード自体の表示は正常ですが、装備されたクリーチャーの護法①の表示がバグります。使われる側のプレイヤーは、護法①を見逃さないように十分に注意して下さい。


全てのエラッタ、誤植などを確認したい方は専用ページを用意していますのでそちらをご確認下さい!

フェーズ・アウト

たまに登場するフェーズ・アウトですが、今回はアンコモンにも登場しますのでここで扱っておきます。フェーズ・アウトを簡単に説明すれば「フェーズ・アウトされたパーマネントは、戦場に存在しないかのように扱う。」と表せます。

フェーズ・アウトが解除されるのは、そのパーマネントがアンタップする前(アンタップ・ステップの開始時)です。そのパーマネントのコントローラのターン開始時、とも説明できますね。

注意として、フェイズ・アウトでは、フェイズ・アウトするパーマネントに付与されている装備品やオーラも同時にフェイズ・アウトします(間接的フェイズ・アウト)。

これにより、装備品を参照するカードに影響があり、例えば[板金鎧]が参照する装備品の数が減ることになります。また、[ブリンク・ドッグ]に付与された装備品を破壊しようとすると、瞬間移動で装備品も間接的フェイズ・アウトするため破壊しそこねます。最後に、フェーズアウト中は装備品自体の効果も起動できないため、装備品の付け替えもできない点は注意して下さい。

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アーキタイプ早見表(2色の組み合わせごとの特徴)

D&D フォーゴトン・レルム探訪における、各色の組み合わせの早見表です!実際にそれぞれの特徴通りにプレイできるかは全く未知数ですが、各色には以下のような特徴があります。シナジーを意識する場合、特にドラフトでは意識したい部分ですね。

俗称(ギルド)D&Dでの特徴
白青アゾリウスダンジョン探索、踏破
青黒ディミーアブロックされない、戦闘ダメージ与えるたび、のシナジー
黒赤ラクドス宝物トークン生成 & 利用シナジー
赤緑グルール集団戦術
緑白セレズニアライフゲイン、+1カウンター
白黒オルゾフダンジョン探索、踏破
青赤イゼット「ダイスを振る」支援、強化
黒緑ゴルガリクリーチャー死亡時の誘発、ブロック強制
赤白ボロス装備品シナジー
緑青シミックランプ(マナ)

多色カードの伝説クリーチャーのシリーズを見ると、各アーキタイプの特徴を簡単に捉えることができます。これらのテーマに即したカードが単色のカードにも多く存在します。少し意識しておくと、デッキの構築に役立つかもしれませんね。

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点数表で、カード1枚1枚についてもっと知ろう!

本サイトでは、「ドラフト/シールドの点数表」というコンテンツを用意しています!ぜひ次のリンクから確認いただき、活用して頂ければと思います!神話レアからコモンに至るまで、カード1枚1枚ごとの評価点数や、コメントを記載しています。

以下、別ページになります。

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最後に、ボックスの発売情報です!

最後に、Amazonでのボックスの発売情報です私もフォーゴトン・レルムの日本語版を1つ予約しました

お近くにカードショップの店舗がある方は、そちらで予約、購入するのも良いですね!

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値段をチェックした後、お近くの店舗と値段を比べてみるのも良いですね!

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